六中全会

科学技術国際交流センター  新春のご挨拶

人民網日本語版 2022年01月24日18:05

この度、人民網にお招きを頂きまして、新春のご挨拶を申し上げます。

私は、中国と日本に取って、科学技術交流が不可欠であるとの認識のもとに、科学技術振興機構(JST)理事長時代から、約20年間、日中科学技術交流事業を推進してきました。2002年には、JST北京事務所、2006年には、JST中国総合研究センターを創設し、2010年から毎年、日中主要都市で、「日中大学フェアー&フォーラム」を開催し、日中双方数百の大学の学長や関係者が一堂に会し、大学間協力及び大学シーズの技術交流の促進を図ってまいりました。

また、2014年には、中国科学技術部のご協力を頂きながら、「さくらサイエンスプラン」を開始し、これまで6年間で中国から1万人以上の青少年を招へいすることができました。また、科学技術部外国専門家局と協力して、3年前から、分野別日中ハイレベル研究者交流事業を開始いたしました。

今後、国際的に大きな変動が予想されますが、日本にとって、中国との科学・教育協力は、益々重要になると考えております。これから、共に学び合い、ウインウインの関係を築くことが、大いに期待されております。人民網の皆様と引き続き努力をして参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

そして、来月、北京で開催される冬季オリンピックが大成功されますことを心より祈念しております。最後に中国の春節を心よりお祝い申し上げます。

公益社団法人科学技術国際交流センター理事長 沖村憲樹

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