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中国国内で最も標高の高い考古遺跡を発掘 チベット

人民網日本語版 2022年04月14日16:27

2021年7月、考古学関係者が撮影した洞穴遺跡の内部(写真提供・西蔵自治区文化財保護研究所)。

西蔵(チベット)自治区文化財保護研究所は13日、「2021年に自治区が発掘した洞窟遺跡は、これまでのところ中国国内で最も標高の高い場所にある考古遺跡となっており、遺跡内で発掘された人や動物の骨の数が自治区内で最多の遺跡でもある」と発表した。この洞窟遺跡は、同自治区日喀則(シガツェ)市仲巴(ドンパ)県瓊果実郷に位置している。関連する年代測定データから、この洞窟は、秦・漢の時代に継続して利用された人類の活動場所だったことがほぼ確定している。またその性質から、初期の洞窟合葬墓であったと初歩的に判断されている。この種類の墓群遺跡がチベットで発見されるのは極めて稀であり、チベットにおける初期の葬儀・埋葬風習を研究する上で非常に重要な資料になるとみられている。中国新聞網が伝えた。(編集KM)

「人民網日本語版」2022年4月14日

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