中国文物報社、中国考古学会が主催する2021年度全国十大考古学新発見最終審査会が30、31日の両日、オンライン会議形式で北京で行われた。プロジェクトの報告、総合評価審査を経て、審査委員は投票によって2021年度全国十大考古学新発見を選出した。科技日報が伝えた。
国家文物局の宋新潮副局長はその後行われた記者会見で、四川稲城皮洛遺跡、河南南陽黄山遺跡、湖南澧县鶏叫城遺跡、山東滕州崗上遺跡、四川広漢三星堆遺跡祭祀区、湖北雲夢鄭家湖墓地、陝西西安江村大墓、甘粛武威唐代吐谷渾王族墓葬群、新疆尉犁克亜克庫都克烽燧遺跡、安徽鳳陽明中都遺跡の10件が2021年度全国十大考古学新発見に入選したと発表した。
これらは中国の初期人類の起源、有史以前の文化と中華文明の発展、統一多民族国家の歴史的歩みを生き生きと物語るもので、豪華絢爛たる、悠久の歴史を持つ、幅広く奥の深い中華文明の姿を示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年4月1日