もち粟と羊肉と麹を10日ほど発酵させて作る羊羔酒は、羊羔美酒、羊児酒、羊酒などとも呼ばれ、その起源は漢・魏の時代まで遡り、唐・宋の時代に栄え、元代には盛んに輸出された。そのまろやかな口当たりと子羊の肉を原料として醸造することからこの名が付けられている。河北省石家荘市にある酒造工場では、昔ながらの醸造技術を受け継ぎ、「本草綱目」に記載されているレシピに基づき、現代の科学技術と融合させて、もち粟、羊肉、雪花梨、アーモンドなど複数の原料を蒸す、煮る、攪拌、糖化、発酵、熟成貯蔵など20のプロセスを経て醸造している。 2009年、羊羔酒醸造技術は、石家荘市の市級無形文化遺産に選ばれた。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」 2022年6月28日