中国、国連人権理事会で米国などに一方的強制措置の即時撤回を促す

人民網日本語版 2022年06月27日12:02

24日の第50回国連人権理事会で行われた人権と国際的な連帯の独立専門家との対話で、中国代表は米国など西側諸国に対して、直ちに一方的な強制措置を撤回し、他国の人々の人権を侵害することを止めるよう促した。新華社が伝えた。

中国代表は「人権と国際的な連帯の独立専門家が報告書の中で、多国籍企業による発展途上国における人権侵害と環境破壊の行為に注目し、先進資本主義国が域外法権を利用して『新たな植民地化』を推進することに警戒する必要があると指摘したことを、中国は歓迎する。中国は、独立専門家が各国に一方的な強制措置の実施を避けるよう呼びかけたことを支持する」と表明。

「一方的な強制措置は国連憲章の趣旨と原則に違反し、国際法と国際関係の基本準則に違反する。米国など西側国の発展途上国に対する一方的な強制措置は、被害国の経済・社会発展と新型コロナとの闘いにおける努力を深刻に阻害し、被害国の人々の生存権、発展権、健康権といった基本的人権を深刻に損なうものだ。中国はこれに重大な懸念を表明し、米国などに対して、直ちに一方的な強制措置を撤回し、他国の人々の人権を侵害することを止めるよう促す」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2022年6月27日

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