新疆維吾爾(ウイグル)自治区図木舒克(トムシュク)市で、フルーツ売りの仕事をしている穆暁永さんは新鮮な桃1トンを買い入れたものの、新型コロナウイルス感染対策の隔離対象となり、3日間の自宅隔離をしなければならなくなってしまった。穆さんは桃を住民に無償提供して食べてもらうしかないと考えていたが、コミュニティのスタッフが桃を住民エリア入り口まで運び、販売をサポート。集まった住民たちは、選んだ桃を袋に詰め、スケールで重さを量り、QRコードをスキャンしてオンライン決済するまでを全てセルフサービスで行っただけでなく、重さを量ったスケールを写した写真とオンライン決済のキャプチャー画面をコミュニティのグループチャットに送る徹底ぶり。桃1トンはすぐに売り切れとなり、支払わずに持ちさる人は1人もいなかったという。人民網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2022年8月19日