中国外交部(外務省)の20日の定例記者会見で、汪文斌報道官が中国経済に関する質問に答えた。
【記者】国家統計局は先日、第18回党大会以降の中国経済・社会発展の成果に関する報告を発表した。統計によると、2013年から2021年までの間、中国の国内総生産(GDP)は年平均6.6%増加した。これは同時期の世界平均の2.6%、発展途上エコノミー平均の3.7%を上回る。この事について、コメントは。
【汪報道官】当該報道に留意している。報告によれば、2021年に世界経済に占める中国経済の割合が2012年を7.2ポイント上回る18.5%に達した。過去10年間、世界経済の成長に対する中国の寄与率は平均30%を超え、世界首位を占めた。これは、中国が世界経済の成長推進におけるバラスト(安定装置)であり原動力であることを存分に示している。
近年、経済のグローバル化は逆流に遭い、一国主義と保護主義が強まり、世界経済は低迷している。困難と試練を前に、中国は開放・協力が歴史の大勢であり、互恵・ウィンウィンが人心の向かうところであることを堅く信じている。我々はさらに大きな範囲、さらに広い分野、さらに深いレベルで対外開放を堅持し、貿易と投資の自由化及び円滑化の促進に力を入れ、市場化、法治化、国際化されたビジネス環境を築き続け、中国市場を世界の市場、共有する市場、皆の市場にし、世界経済の回復にさらに多くの原動力と安定性を与えていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年9月21日