「麺雕」とは伝統的な小麦粉などで作られた粘土や樹脂粘土といった新しい材料を用いて、粘土を捏ね、色付けや形を整えるといった作業を経て制作される。形を作っていく過程では、捏ねたり、つまんだり、指先で丸めるなど様々な技法が使われる。貴州省遵義市綏陽県出身の詹躍さん(34)は、食品彫刻家であると同時に、麺雕無形文化遺産の県級伝承人でもある。その職業の特殊さを活かして、彼は食品彫刻のデザインや制作テクニックを麺雕の制作に取り入れ、さらに若者が好むアニメキャラといった題材をデザインに取り入れることで、作品の視覚的なインパクトをさらに強め、消費者からも人気を集めている。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年10月10日