
中国が9月に引き渡しした30万トン級超大型原油タンカー「新伊敦」号がこのほど出港した。「新伊敦」号は全長333メートル、型幅60メートル、型深さ30メートル、計画喫水は20.5メートルで、第2世代帆装置を搭載しており、高い省エネ・環境保護性能を備える。新華社が伝えた。
「新伊敦」号に搭載されている2組の大型硬翼帆は、中国の科学研究チームが独自に開発したもので、帆を立てた時の高さは40メートル近くで、1枚の表面積は1200平方メートルに達している。炭素繊維複合材料を採用し、軽く、強度が高く、海洋環境に強い。帆のスマート制御システムは帆をワンキーで昇降させ、自動で回転させるといった機能を実現し、航行環境や運行状態などのリアルタイムデータに基づき制御方法を自動的に調整する。帆は自動で最良の角度を見つけ、スマートかつ精密な制御を実現し、翼型の帆の推進効率を効果的に高めている。
大連船舶重工集団の関係責任者は、「『新伊敦』号は前世代より船舶の運営性能の最適化をより重視し、船舶の航行中の燃費を下げ、風と波を通過する性能を高めている。中東・極東航路を例にすると、第2世代帆装置を使用することで燃費を9.8%以上減らし、二酸化炭素排出量を2900トン減らす見込みだ」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月25日
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