「昔からの友人を忘れることができないだろうか、心の中で思わずにいられないだろうか、昔からの友人を忘れることができない、友情は永遠に続く……」。今年は中日国交正常化50周年にあたり、浙江省寧波市と日本の島根県益田市の友好交流都市締結31周年でもある。8月28日、寧波市と益田市は青少年がオンラインで「バーチャル相互訪問」する交流イベントを共同開催し、寧波市職業技術教育センター学校の飛夢合唱団と日本の島根県立益田高等学校の合唱部が「歌声の翼に乗って」オンラインで交流した。感動的な合唱の旋律が遠く離れた両市の青い海の波間に響き渡り、友好都市の友情の新たな一楽章を共に紡ぎ出した。
イベントは飛夢合唱団の抑揚に飛んだ「大海啊,故郷(大海原よ、故郷よ)」の歌声で幕を開け、益田高校合唱部の「はじまり」の穏やかな優しい曲調が、人々の心を揺さぶった。また双方の合唱チームは相手がよく知っている歌をそれぞれ披露。飛夢合唱団は日本の唱歌「ふるさと」を歌い、益田高校合唱部は中国の歌曲「茉莉花」を披露し、歌声で相互理解を増進し、友情の旋律を共に紡ごうとする真心を伝え合った。最後に全員で一緒に「友情は永遠(蛍の光)」を歌った。
歌声は人類が発する最も美しい言語だ。歌声を通じて、2つの場所にいる青少年が心を通わせ、気持ちを伝え合い、お互いの情熱と友情を深く感じ取るとともに、貴重な青春の1ページを刻んだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年10月31日