商務部(省)の束珏婷報道官は27日に行なわれた定例記者会見で、2022年1-9月には、中国の金融分野を除く対外直接投資が前年同期比8.5%増の5671億9千万元(1元は約20.4円)に達し、米ドル換算では同6.3%増の858億5千万ドル(1ドルは約148.1円)だったことを明らかにした。
このうち、リース・ビジネスサービス業への投資額は同26.7%増の293億2千万ドルに上り、製造業、卸売・小売業、建設業などの分野への投資も増加傾向を示した。「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国への非金融分野の直接投資は同5.2%増の156億5千万ドルで、同期の対外直接投資総額の18.2%を占めた。
1-9月の対外請負工事の完成工事高は同1.7%増の7069億5千万元(ドル換算では同0.4%減の1070億ドル)だった。新規契約額は同5.9%減の9716億6千万元(ドル換算では同7.9%減の1470億7千万ドル)だった。「一帯一路」沿線国での対外請負工事の完成工事高は573億3千万ドルで完成工事高全体の53.6%を占め、新規契約額は767億ドルで新規契約額全体の52.2%を占めた。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年10月31日