山川域を異にすれども、風月天を同じうす(別の場所に暮らしていても、自然の風物はつながっている)。中日国交正常化50周年、および浙江省麗水市と日本の静岡県三島市の友好都市協定締結25周年を記念して、9月22日、麗水市景寧中学と三島市立山田中学校による青少年オンライン交流会が開催された。
イベントの中で、双方の生徒たちはビデオ中継を通じ、胡弓での「天空の星ラピュタ」や「千と千尋の神隠し」の曲の合奏、畲(シェ)族の民族舞踊、三島の伝統文化(しゃぎり)を披露し、豊かできめ細やかな芸術スタイルによって、音楽を通じて友だちになりたいという気持ちを伝えたと同時に、中日友好都市の青少年の活気と活力を示した。また、景寧中学の生徒がショート動画で自分たちの学校生活を紹介し、双方は中日文化、学校生活、趣味などをめぐり交流した。「オンライン観光」と「オンライン訪問」のコーナーでは、双方とも相手の都市の雰囲気、美しい景色を身近に感じ、自分たちとは違う学校の文化を実感した。最後は歌を1曲合唱し、歌声を通じて、相互理解を深めて友好都市の友情を共に描いていこうという気持ちを伝え合った。
時間と空間を超えて、未来には希望がある。両市の青少年が友好への信頼を確かなものにし、友情の種をまき、文化交流の使者の役割を主体的に担い、中日友好の新たな1章を書き続けることを願いたい。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年11月3日