ブラジル人女性のエモリーさんは、南開大学の修士課程に通う大学院生で、中国の伝統文化に魅了されている。新華網が報じた。
エモリーさんが初めて中国に関心を持つようになったのは、ブラジルで高校に通っている時で、学校の中国語の授業で、教師が中国のグルメや名所旧跡を紹介してくれたのがきっかけだったという。その後、中国語コンテスト「漢語橋」に参加して健闘し、中国に留学する意思を固めた。
2019年、南開大学の留学生となっていたエモリーさんは、学校が企画した文化体験活動に参加し、中国国家級無形文化遺産「京東大鼓」に初めて触れて、魅了されたという。そして、「京東大鼓」の演奏者・王文磊さんに弟子入りし、その練習を通して、中国伝統文化の魅力を体感しているほか、王さんと共にさまざまな公演にも参加するようになっている。エモリーさんは、「今後は中国とブラジルを繋ぐ文化交流の使者になりたい」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年11月23日