エジプトを訪問中の秦剛外交部長(外相)は現地時間15日、カイロでエジプトのシシ大統領と会談した。新華社が伝えた。
シシ大統領は「エジプトは『一つの中国』原則を引き続き堅守し、外部勢力が中国の内政に干渉することに断固として反対する。エジプトと中国の 『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設は大きな成果をあげており、エジプトはより多くの中国企業がエジプトに投資し事業を興すことを歓迎する。中国が先ごろ新型コロナウイルス感染症の予防・抑制措置を最適化・調整したことを受け、エジプト国民は中国人観光客の訪問を大いに歓迎する。中国とともに国際・地域問題における協力を強化し、アラブと中国、アフリカと中国との協力を推進することを望む」とした。
秦部長は「中国はエジプトが『一つの中国』原則への揺るぎない堅持を強調したことを称賛する。中国も同様に、エジプトが自国の国情に合った発展路線を取り、国家主権と安全保障、発展利益を守ることを支持する。それぞれの発展戦略をしっかりと連携させ、重点協力プロジェクトの推進を加速させ、『一帯一路』建設と中国・アラブサミットの成果がエジプトにおいても多くの成果へとつながることを期待している」とした。
秦部長はまた、「中国はエジプトが中東和平と安定のために積極的な役割を果たしていることを称賛するとともに支持しており、共に地域の長期的安定を促進し、パレスチナ問題が早期に公正な解決を見るよう後押しすることを望んでいる」とした。(編集AK)
「人民網日本語版」2023年1月16日
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