王毅氏「ニカラグアと互恵協力深化の中で各々の発展促進を」

王毅中共中央政治局委員（中央外事活動委員会弁公室主任）は11日に北京で、ニカラグアの投資・貿易・国際協力担当大統領顧問であり、対中協力のトップも務めるラウレアーノ・オルテガ氏と会談した。中国新聞社が伝えた。

王氏は「中国とニカラグアは帝国主義、覇権主義、パワー・ポリティクス、一方的覇権への反対などの問題において立場を同じくし、あるいは近い立場にあり、共に各々の主権と独立、領土的一体性を断固として守り、自国の民族の尊厳と正当な権益を断固として守っている。中国はニカラグアが中国による自国の核心的利益の維持を断固として支持していることに感謝し、また国際社会においてニカラグアを支持していく。中国とニカラグアは共同発展に尽力するべきだ。中国はニカラグアと政党間、国政運営面の経験交流を強化し、両国民の交流を増進し、包括的な自由貿易協定交渉を加速し、互恵協力を深める中で各々の発展を促進していきたい。中国とニカラグアは国際・地域問題で戦略的協調を強化するべきだ。中国はニカラグアと共に正義を主張し、正義を広め、内政不干渉を始めとする国際関係の基本準則を守っていく考えだ。ニカラグアが中国と中南米諸国の団結・協力の促進において積極的役割を果たすことを期待する」とした。

ラウレアーノ・オルテガ氏は「ニカラグアは中国の国家主権と領土的一体性の維持を断固として支持し、外部の中国への干渉に反対する。中国と政党間の交流と互恵協力を深め、包括的な自由貿易協定交渉を推進し、両国関係のたゆまぬ前向きな発展を推進していきたい。中国企業のニカラグアでの投資と事業展開を歓迎する。ニカラグアは中国の打ち出した『一帯一路』（the Belt and Road）イニシアティブ、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブを支持しており、多国間問題で中国との協調・協力を強化することを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年2月13日