王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は2日、北京で日本の林芳正外相と会談した。新華社が伝えた。
王氏は「現在中日関係は全体的に安定しているが、雑音や妨害も度々生じている。その根本的原因は、日本国内の一部勢力が意図的に米国の誤った対中政策に追随し、中国側の核心的利益に関わる問題において米側に歩調を合わせ、中国のイメージを毀損し、挑発していることにある。こうした行動は戦略的に近視眼的であり、政治的に誤りであり、外交的に賢明でない。中国の対日政策は連続性と安定性を保っている。日本側と共に、中日間の4つの基本文書を基礎に新しい時代の要請にふさわしい中日関係を構築することを望んでいる。日本側が『互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない』との重要な共通認識を実際の行動によって確実に実行し、共に中日関係をしっかりと改善させ、発展させることを希望する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年4月3日