雲南省紅河哈尼(ハニ)族彝(イ)族自治州緑春県に住むある村民がこのほど、スマホで子供を「おんぶ」してエサを探すセンザンコウの撮影に成功した。人民網が報じた。
動画を見ると、センザンコウの子供が母親の背中にしっかりとつかまっており、移動中も振り落とされないように何度も姿勢を整えている姿が映っていた。
中国の国家一級保護動物に指定されているセンザンコウは、丘陵や山麓、平原の森林のじめじめした場所に生息している。臆病な性質のため、昼間は隠れて、夜間に活動することが多く、日中に撮影できることはほとんどない。しかも、子供を「おんぶ」しているセンザンコウをとらえた映像は極めて貴重だという。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年5月31日