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中国が日本人戦犯の直筆供述書を初めて全文公開 45人分を毎日1人ずつ

人民網日本語版 2014年07月04日14:49

中央公文書館の李明華副館長は3日の記者会見で、同館がインターネット上で公開する「日本人戦犯による中国侵略の罪の自供」について説明した。

李副館長によると、中央公文書館は3日以降、鈴木啓久ら日本人戦犯45人の供述書(日本語)とその中国語訳の原文の画像、および戦犯供述書の要旨(中国語と英語)を初めて公式ウェブサイト上で公開する。45人分を毎日1人ずつ公開する。

李副館長は「新中国成立後に接収管理、拘禁した日本人の中国侵略戦犯は1109人に上る。このうち鈴木啓久ら45人の戦犯は比較的地位が高く、罪が重い。1956年6~7月、中華人民共和国最高人民法院(最高裁)特別軍事法廷は瀋陽と大連で彼らに対する公開裁判を行った。今回公開する資料はこの日本人戦犯45人の供述書および詳細な尋問記録などで、原文、補足、訂正、当時の中国語訳、要約などが含まれる」と説明。

「全ての供述書は広範で入念な調査・認証後に確定したものであり、告発資料、犯罪現場での実地調査、被害者や目撃者の証言などと結びつけたうえ、戦犯本人の確認、署名を経た、または本人が直接書いたもので、かつ全ての被告が法廷での最終陳述時に全ての起訴事実を認めた。また、今回公開するのはスキャナーでスキャンした供述書そのものであり、削除処理はしておらず、性暴力を受けた女性の氏名を人道的配慮から仮名にしただけだ。したがって、供述書の真実性と完全性に疑いを差し挟む余地はない」とした。

李副館長はさらに「供述書で明かされた罪には中国の主権の侵奪、侵略政策の画策・推進、細菌兵器の製造、毒ガスの使用、中国人民の虐殺、拘束、奴隷化、慰安婦の強制連行、婦女強姦、物資・財物の略奪、町や村の破壊、平和的住民の追い払い、国際準則と人道的原則への違反などが含まれ、多くの犯罪行為は人々を激怒させるものだ」と指摘した。

供述書を公開しているページのURLは:http://61.135.203.68/rbzf/

(編集NA)

「人民網日本語版」2014年7月4日


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