台北の地下鉄利用者で、頭髪を90度の直角に整えた「角刈り」男性を見かけた人も多いだろう。インターネット利用者はこの男性を「四角い頭の兄ちゃん」と呼んでいる。中国新聞網が台湾東森新聞網報道として伝えた。
「四角い頭の兄ちゃん」は台湾大学附属病院の呉国任さんという臨床検査技師だ。大好きなガールフレンドにふられてヘアスタイルを変えようと考えた呉さんは、このヘアスタイルのために毎日ヘアワックスを2缶使い、2時間もかけているという。
「四角い頭の兄ちゃん」の頭髪の高さは約8センチに達し、また4つの角がいずれも90度の角度であるため、一目見ると忘れられない印象を受ける。台湾の有名なイラストレーター「馬来貘」さんも以前、台北の地下鉄で呉さんを見かけてその姿をスケッチしており、「頭の中は彼の姿で一杯だ」とコメントしている。
呉国任さんは今年54歳、月収7万台湾ドル(約23万8千円)の独身男性だ。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年7月2日