世界遺産 (2)
「三江併流」自然景観
「三江併流」とは青蔵高原に端を発する金沙江、瀾滄江、怒江の3本の川が雲南省で北から南へと170キロ以上平行して流れ、担当力卡山、高黎貢山、怒山等の高い山を越え、世界でも珍しい「川が平行して流れるのに交わらない」独特の自然地理の景観を生み出している。
1985年、国連ユネスコのある職員が衛星写真を見てこの世界的に珍しい景観を発見し、世界的な注目を集めた。1988年には国務院の許可を得て「三江併流」は第2次国家級風景名勝区に指定された。
2003年7月2日、国連ユネスコの第27回世界遺産大会では、中国雲南省西北部の「三江併流」自然景観を「世界遺産リスト」に登録することが決定した。