自然保護区
1、高黎貢山自然保護区
風景区概略
高黎貢山自然保護区は保山、騰冲、瀘水の三つの市、県の交わる場所に位置し、総面積は185万ムー。そのうち保山市部分は121.5万ムーとなっている。保護区内の山は険しく峰が起伏し、勇壮な眺めだ。主峰の海拔は3773メートルで、独特の立体的な気候を形成し、様々な亜熱帯生態系を具え、珍しい動植物が多い。山麓から山頂まで6つの植物垂直分布帯があり、合計1400種類以上の高等植物がある。秀杉、楠木等、希少な樹木だけでも80種類以上がある。高黎貢山には三七、天麻、党参等の野生薬材が広く生える天然の薬品庫だ。鳥類250種以上、動物類40種以上がおり、貴重なトラや黒葉猴(フランソワルトン)、金絲猴等もいる野生動物の楽園だ。豊富な鉛や亜鉛、アンチモン、錫などの鉱産物もある。
観光の宿泊ガイド
自然保護区の中心地?に姚家坪森林観光レジャー村がある。レジャー村は海抜2540メートル、瀘水県から21キロメートル、馬口岸から42キロメートルの位置にあり、交通が便利だ。自然保護区は森林の種類が多様で、植生が垂直に分布しているため、姚家坪では1日で高黎貢山の春夏秋冬の四季の気候と景色を楽しむことができる。雪の長城のような高黎貢山の峰や「陰山鏢水」と呼ばれる滴水河双瀑布があり、山に登ると高山の氷河浸食湖である聴命湖が見られる。現在、レジャー村は1日に約200人が利用可能で、60人が宿泊でき、怒江の各民族の歌や踊り、工芸品なども楽しめる。
交通
高黎貢山への比較的便利な交通手段は、昆明から六庫へ行き(怒江州の州政府所在地)、六庫からバスで瀘水県へ行き、瀘水から片馬(辺境の小さな町)方向へ行くバス(六庫からも毎日片馬行きのバスが出る)に乗ることだ。険しい山道が高黎貢山自然保護区まで続く。
アドバイス
最もよい季節は5月で、高黎貢山の山一面に花が開く。暑い夏には最も理想的な避暑地となる。高黎貢山の巨大な山体は西北の寒流を防ぎ、インド洋の暖かい湿った気流を留めて、低緯度で高海抜の保護区を亜熱帯の気候にしている。自然保護区の森林は種類は多様で、植生は垂直に分布しているため、姚家坪では1日で高黎貢山の春夏秋冬の四季の気候と景色を楽しむことができる。