JICA中国事務所の中川聞夫所長が対中ODAを語る
政府開発援助(ODA)の一環として中国を30年間にわたり支援し、両国の信頼関係の維持・発展に貢献してきた国際協力機構(JICA)。人民網日本語版はこのほど、JICA中国事務所の中川聞夫(なかがわ・きくお)所長を中日国交正常化40周年記念のインタビュー番組に招き、JICAをはじめとする対中ODAの歩みや現状、今後の見通しを聞いた。
中川によると、中国の経済発展を支える目的で始まった対中ODAだが、現在は「国境を越える課題に共同で立ち向かう」という水平な関係にシフトしている。こうした中、対中ODAは今後も「重層的な国際協力」を進める仲立ちとして重要な役割を担っていく。
「人民網日本語版」2012年8月31日