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北京市青少年文芸交流団が訪日 芸術を通して友好関係を増進

人民網日本語版 2019年05月22日17:00
北京市青少年文芸交流団が訪日 芸術を通して友好関係を増進
目黒区役所で表敬訪問をする北京市青少年文芸交流団。

中日青少年交流の促進、両国の相互理解の増進、友誼の深化を目的として、北京市人民対外友好協会が組織し、順義区牛欄山第一中学舞踊部の15人の学生・教師で構成された北京市青少年文芸交流団が東京都日中友好協会の招待を受け、20日から25日かけて訪日し、交流活動を行う。人民網が伝えた。

同交流団は今回の訪日活動で、東京都目黒区役所と北海道庁に表敬訪問を行い、それぞれの役所関係者らと交流を行う。21日には八雲学園高校を見学し、同校の学生や教師らと交流し、舞踊パフォーマンスを披露した。

同交流団の12人の学生が披露した中国伝統民族舞踊の見事なパフォーマンスに、八雲学園高校の学生たちは感激した様子を見せ、中国伝統民族舞踊に興味を示した。学生らは同交流団から中国伝統民族舞踊を教わり、とても和やかな雰囲気で交流を行った。このように、芸術をきっかけとして相互理解が深まり、互いの距離を縮め、両国の友好関係を増進させていた。

東京都日中友好協会の協力のもと、同交流団は同協会の会員らと共同で懇親イベントを行い、両国友好関係について語り合い、両国の伝統芸能を互いに披露し、北京市と東京都の友好関係をさらに深めた。

中日文化芸術交流の促進のため、同交流団は東京の霞山会東亜学院を訪れ、中国語を学ぶ日本人学生と交流を行った。同学院で中国語を学ぶ学生は、共に中国語学習によって中国文化を理解することを目標としているという。彼らは同交流団から中国舞踊についての話を聞き、中国伝統文化芸術に対する興味関心をより一層深めていた。

今回の交流活動に参加した同交流団のメンバーたちは、「今回の日本での交流活動は非常に大きな収穫が得られた。日本の青少年や市民らと直接交流することで、日本社会や人々の考え方について理解が深まった。中日友好を深めるきっかけとなり、両国青少年の学習交流の懸け橋を築くこともできた」とし、「中日友好交流の促進し、両国友好関係の持続に貢献するため、中日友好の使者となりたい」と述べた。

同交流団団長の鄭順梅氏は、「中日両国は2019年を『中日青少年交流促進年』と定めた。また、北京市と東京都の友好都市締結から40年を迎え、今回の活動は『中日青少年交流促進年』関連イベントの一環となっており、さらなる中日青少年交流が促進されることを期待している。芸術に国境はなく、中日青少年の相互学習、両国の相互理解、民間レベルの友好関係の基礎の構築を促進させることにつながり、今後の中日関係をさらに良好なものにしてくれる」との見方を述べた。

また、同代表団は訪日期間中に北海道札幌月寒高校にも訪問し、同校学生と交流活動を行う予定。

「人民網日本語版」2019年5月22日

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