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中国人の平均資産 1人平均2万2230ドルに

 クレディ・スイスは9日に発表した2013年世界家庭資産研究報告の中で、「2000年と比較すると、中国人の1人当たり平均資産はほぼ4倍増となり、5700ドルから2013年の2万2230ドルに増加した」と指摘した。2013年に、100万ドル以上の資産を持つ中国人富豪の数は112万3000人に達した。これらの資産の多くは貯蓄などの金融資産の形式として存在している。北京青年報が伝えた。

 報告の「根強い成長」という中国に関する部分では、「金融危機の影響を受け、中国人の資産は一時的に20%減となったが、その後は急速に反転上昇した。現時点では、経済の先行きが依然として不透明ながらも、すでに世界金融危機の時期の水準を大幅に上回っている。ドル建てで計算するならば、中国人の資産の増加率はより高くなる。これは2009年より人民元の対米ドル相場が大幅に上昇しているためだ。しかし中国人の資産の拡大は、実際の成長をほぼ反映することができる」と分析された。

 中国の家庭資産総額は世界3位となり、2位の日本をわずか2%下回ったのみで、4位のフランスを56%上回った。高い貯蓄率と比較的発達した金融機関により、中国の46%の家庭の資産は金融資産となっている。

 同時に個人用住宅、新規建築物、農村の土地も中国では非常に重要な資産であり、中国の成人は1人当たり1万2900ドルの不動産を保有している。1人平均の債務は1400ドルで、現時点では非常に低い比率だが、近年になり急増の流れを示している。報告は、「5000万ドル以上の資産を持つ富豪の数は米国に次ぐ2位で、その他のすべての国を上回った。中国は2016年に日本を抜き、世界で2番目に豊かな国になるだろう」と指摘した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年10月10日

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