国連報書 高齢者の生活の質NO.1はスウェーデン
国際連合がまとめた調査報告「世界の高齢者観察指数」によると、高齢者の生活に最も適した国はスウェーデンで、高齢者の生活の質ランキングで中国は35位だという。新華社が伝えた。
英国放送協会(BBC)の1日付報道によると、国連は91カ国・地域の高齢者の生活の質を組織的に調査したという。
同報告によると、高齢者の生活の質ランキングでは、スウェーデンが1位で生活の質が最も高く、2位はノルウェー、3位はドイツだった。最下位はアフガニスタン。上位20カ国をみると、西欧と北米の国が多く、日本、オーストラリア、チリも入っている。ブラジルは31位、中国は35位だった。
ランキング作成に際しては、高齢者の収入、雇用状況、医療サービス、教育レベル、生活環境など13の指標が考慮された。
調査担当者の予測では、2050年には世界の高齢人口が15歳以下の年少人口を上回るという。また同報告は、多くの国が現在、高齢者に対し十分な支援を提供できていないと警告を発する。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年10月3日