中関村　初の国家技術標準革新基地に

　10月14日の「世界標準の日」に、中国国家標準化管理委員会は国家技術標準革新基地（中関村）の建設を許可した。これは中国で初めて建設を許可された、国家技術標準革新基地だ。科技日報が伝えた。

　同委員会は、「中関村にはハイテク産業が密集しており、革新資源の優位が顕著で、標準化事業の堅固な基礎がある。技術標準・科学技術革新および産業アップグレードの同時発展を推進し、科学技術革新成果の産業化・市場化を促し、中関村の自主革新能力を強化するため、国家技術標準革新基地（中関村）の建設を許可する」と表明した。同委員会は標準の制定・改訂、標準化をめぐる研究、国際標準化活動への参与、標準情報資源、人材育成などの面で支援を行う。

　中関村の標準革新は、首都標準化戦略の実施における重要分野となる。2012年末現在、中関村の企業が制定・改訂に参与する標準は4471件に達し、その中には世界標準が103件、国家標準が2566件、業界標準が1677件、地方標準が125件含まれる。中関村の企業は国際的な標準化技術委員会の5つの事務局、国内の標準化技術委員会の39の事務局を運営し、標準革新が中関村自主革新の重要な構成部分となっている。

　同拠点の建設は、北京市標準化研究院（中関村標準革新サービスセンター）が担当し、工期は2年間となる。（編集YF）

　「人民網日本語版」2013年10月17日