ファーストリテイリング 売上高が1兆円を突破
低価格カジュアル衣料品ブランド「GU」および中国での販売業績が、ユニクロの親会社・ファーストリテイリングの売上増の2大原動力となった。ファーストリテイリングが発表した最新の業績報告によると、同社の売上高が初めて1兆円の大台を突破した。北京商報が伝えた。
ファーストリテイリングはこのほど、2013年度8月期(2012年9月1日-2013年8月31日)の連結決算報告を発表した。同報告によると、同社の売上高は前年比23%増の1兆143億円に達し、1兆円の大台を突破した。同社の営業利益は前年同期比5%増の1329億円に達し、過去最高を記録した。
ファーストリテイリングは、中国の既存店売上高の増加、特に衣料品の販売増が利益率を押し上げたとした。低価格を特長とするファッション専売店「GU」も、新店舗開設などの効果により高い販売業績を記録した。一方で、日本国内のユニクロは成長が伸び悩み、営業利益は前年同期比5%減と落ち込んだ。
ユニクロの世界最大の最新の旗艦店がこのほど上海市でオープンし、ファーストリテイリングの4大ブランドの「GU」、「コントワー・デ・コトニエ」、「プリンセス・タムタム」、「プラステ」が同時に中国市場に進出した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月16日