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河北師範大学附属小学校学生野球チームの日本遠征

河北師範大学附属小学校学生野球チームの日本遠征
初めてのプロ野球観戦

 およそ8ヶ月に渡る準備を終え、たどり着いた福岡への道。たくさんの方の支援のおかげで日本に辿り着くことができました。本当に感謝の言葉が尽きません。
 さて、この遠征、結果からいえば大成功で終えることができました。子ども達の笑顔が輝いた一週間でした。
 飛行機に乗るのははじめてという子どもがたくさんいました。日本到着後、地元の少年野球チームが出迎えてくれました。それから、ホームステイ先の子どもと対面。お互いにガッチガチ、皆顔が固まっていました。
 試合もたくさん出来ました。本格的なグランドで試合をするのさえ彼らにとっては初めての経験。日本の子ども達の野球に対する姿勢、とりわけ、全員野球の姿勢を学んでくれたはずです。また、僕達中国チームが疲れて情けないプレーをしている時、日本チームの子ども達からガンバレーと声援を貰いました。それをきっかけに子どもたちが再び息を取り戻す一瞬間もありました。
 最初は壁のあった子ども達の距離。交流会をきっかけに距離が縮まりました。子どもはきっかけさえあれば言葉という壁は関係なく、ものすごく分かり合えるのだと痛感しました。とても素敵な瞬間を見たのではないかと思っています。
 他にもたくさんの経験をしました。日本の温泉に病みつきになる子、海水浴ではしゃぐ子、肝だめしで怖がる子、80メートル滑り台で何度も遊ぶ子。島に行き、たった4人の野球チームとともに白球を追い、海辺で遊び一緒にバーベキューもしました。野球教室を通して、少し野球の理解が深まりました。そして何より、プロ野球観戦を通して、本物の野球を肌で感じました。プロのプレーに釘付けになる子ども。私も見たことがないほど真剣な顔で試合を見る子ども。野球のもつ魅力に酔いしれた瞬間でした。この時、この子たちは野球が好きなんだなと改めて思いました、
 この遠征を通して、野球の成長はもちろん、子どもたちの中での世界観の広がりがあったのではないかと思います。出発前までたくさんの困難はありましたが、本当に日本に行ってよかったと思います。何よりも子どもたちが喜ぶ顔、それが私にとっても一番の収穫でした。
 青年海外協力隊 河北師範大学附属小学校 豊岡孝章
 「中国の日本人ボランティア」 トップへ

ホームステイ先の子どもと初顔合わせ
元プロ野球選手に野球教室をしていただきました
鋭い当たりもたくさんありました
試合の後にがっちりと握手
練習試合の相手チームと一緒に記念撮影
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