視察のため米国を訪れている中央宣伝部の魯煒副部長(中央インターネット安全・情報化指導グループ弁公室主任、中国国家インターネット情報弁公室主任)がこのほど、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手・フェイスブック社を訪問した。中国新聞網が報じた。
フェイスブックの創業者であるマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が自ら魯主任を案内し、勉強中の中国語で説明を行った。オフィスで、ザッカーバーグCEOが、「これが私のデスク」と紹介すると、魯主任は「座ってもいいか?」と返答するやりとりもあったという。また、魯主任は同デスクで、習近平・国家主席の著作を目にした。ザッカーバーグCEOは、「この本は同僚にもプレゼントした。社員に中国の特色ある社会主義を理解してもらいたい」と語ったという。
2004年に創業されたフェイスブックは、現在ユーザー10億人以上を抱え、世界最大のSNSに成長している。ザッカーバーグCEOは、第2のビル・ゲイツと呼ばれ、10年には、経済誌「フォーブス」が発表した「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に当時25歳の最年少でランクインした。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月8日