フェイスブックがニュース配信サービスに意欲
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」の中国語サイトに紹介された消息筋の話によると、米ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手のフェイスブックはモバイル機器向けのニュース配信サービスに意欲をみせているという。中国新聞網が伝えた。
内部事情に詳しい人によると、フェイスブックのサイトでは「リーダー」と呼ばれるサービスの開発が内部で密かに進められてきた。モバイル機器でカスタマイズした新たなビジュアルスタイルを通じて、フェイスブックの利用者や出版社から送られたコンテンツを表示するというサービスだ。
このサービスは開発に1年以上の歳月を費やし、最大の狙いはニュースコンテンツを表示することにある。リーダーの最新バージョンはRSSリーダーアプリケーションのフリップボードに似ている。フリップボードはスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレッドPCの応用アプリで、複数の情報源のニュースを集める機能を備える。
フェイスブックがこのサービスをいつうち出すのか今はまだわからない。このサービスには、利用者がモバイル機器を利用してフェイスブックにアクセスする時間と閲覧する広告の数量を増やそうとする狙いがある。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月25日