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中国でSNSが流行、アプリ開発者の「金鉱」に

 中国インターネット企業大手・テンセントの鄭志昊SNS事業群副総裁は、「SNSはすでに巨大な金鉱になっており、多くのアプリ開発者が多数のユーザーと豊かな収入を確保できる」と語った。広州日報が伝えた。

 SNSは最も成功したビジネスモデルの一つであることが証明されており、その主な資源は大規模なユーザーだ。SNSはユーザーの集まるプラットフォームを、オンラインゲームなどのアプリ・ソフト開発者に提供している。情報によると、テンセントのSNS「Q-Zone」の月間アクティブアカウント数は2012年末に9%増の6億300万人に達し、中国でユーザー数が最多のSNSとなった。そのうち60%以上のユーザーは毎月SNSアプリを使用しており、1日当たりのアプリダウンロード件数は1000万件を超え、巨大な金鉱になっている。

 Q-Zoneは世界最大手のSNSであるフェイスブックを猛追している。Q-Zoneではすでに60万人以上の開発者が、テンセントの開放するプラットフォームで登録しているほか、30万件以上のアプリが登録されており、第3者アプリ月間アクティブユーザー数が2億人を超えている。アプリ収入の決済システムを使用している開発者のうち90%が収入を得ており、月間収入が1000万元(約1億6000万円)を超える開発業者が10社以上に達している。一方で、フェイスブックのアクティブユーザー数は10億人を突破している。フェイスブックは昨年、ゲーム開発者に20億ドル以上を支払い、2011年より30%増加した。

 テンセントが提供するもう一つのSNSである「微信」も急速に発展しており、その月間アクティブアカウント数は22%増の2億4700万人に達した。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年4月18日

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