「友人のSNSでの生活披露」に多数が嫌気?
昨日は海岸で過ごした休日、今日は高級レストランで堪能したステーキ、明日は自分撮りした自慢の小顔、明後日は夫からプレゼントされたルイ・ヴィトンのバッグ・・・いつの頃からか、微信(WeChat)で友達が「公開」した内容をチェックすることが、毎日必ずしなければならない日課となっている人が増えている。友人とシェアすることが楽しくてたまらない人がいる一方で、それを負担に感じる人もいる。無作為に選んだ「微信」の友達数人から、驚くべき「友達の輪の実態」が浮かび上がってきた。北京晩報が伝えた。
○自分撮り披露:どの顔も全く同じ「つぶらな瞳の小顔」
「同僚はわざわざ『美図秀秀(画像編集ソフト)』を使って45度の角度から偽りの小顔を作成している。毎日職場で顔を合わせているが、どこから見てもふっくらした大顔だ。自分を偽って見せて苦しくないのだろうか?」--張氏は、女性の同僚達がやることで最も嫌いなことは、微信に自分の写真を掲載することだと話した。しかも、それらの写真はどれも似たようなものばかりで、見る側はこの上なく疲れるという。
○仲睦まじさ披露:やればやるほど膨らむ不安感
キラキラ輝くラインストーン・ネックレスの画像に添えられたコメントは、「朝、バッグの中にあなたからのプレゼントを見つけた。○○さんって本当に優しいのね」。「私を幸せにするって約束してね」とツーショットの写真。「朝、夫が歯磨きのチューブを絞り出してくれた。幸せ!」「街で、夫が私のバッグを持ってくれた」「昨夜のディナーは、ろうそくの光の下でいただきました」--このように、2人の仲睦まじさを披露したがる人について、ネットユーザ「淇淇」さんは、「幸せとは、自分が心の中で感じ、味わうものだ。それは他人に晒させば晒すほど、不安なものになると指摘した。