インスタントメッセンジャー「LINE」の限定ショップが4日に上海市でオープンした。人気キャラクターのブラウンやコニーも登場し、大勢のファンが詰めかけた。ショップ店員によると、来店する人も買い物する人も非常に多く、お金を持っていても品物が手に入らない。その日は週末にあたり、1時間以上列に並んでやっと店の入口にたどり着くという状態だという。新民網が伝えた。
店内で売られているのは、携帯電話カバーケース、ノート、おもちゃ、Tシャツなどで、LINEのキャラクターがプリントされている。店の外にはLINEのシーンを模した記念撮影コーナーもある。ショップは7月4日から8月3日までの1カ月限定で、上海市のLINEファンの傅さんは、開店初日に真っ先に来店した。傅さんによると、来店者のお目当ては可愛らしいキャラクターたちで、カップルの多くがブラウンとコニーの様子を自分たちに投影して、親しみを感じているのだという。
ショップで売られている商品はLINEのマークが入ったことで高価になり、ぬいぐるみも100元(約1600円)以上する。ノートや携帯カバーケースといった小物の値段も高い。それでも来店者の多くが商品に含まれる「文化的な満足」を買おうとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月6日