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人民網日本語版>>経済

日本のベンチャー企業が上海のグローバル化にチャンスを探る (2)

創作お茶漬け専門店「だよね。」上海支店の髙村真弘総経理にインタビュー

人民網日本語版 2018年06月21日09:57

上海環球金融センター(SWFC)に位置する創作お茶漬け専門店「だよね。」支店

▽中国での改善点を日本に「逆輸入」

「だよね。」の日本の店舗は六本木にあり、中国の店舗は上海環球金融センター(SWFC)にある。

髙村総経理は、「両国の消費者の相違に基づき、お茶漬けの量を調整している。日本ではお茶漬けは酒を飲んだ後に締めとして食べるもので、量は少なめだ。中国では(酒を)飲んだ後に食べるという習慣がなく、ちゃんとした食事として仕事の合間に食べる食事なので、日本より中国の方がご飯の量もおかずの量もかなり増やしている」と説明した。

日本の「だよね。」は利用客の年齢層は幅広く、20代後半から30代の若い人もいれば、50代の男性もいる。中国の「だよね。」は30代前後の女性が中心で、利用客全体の60~65%を占める。両国の消費者の味に対する好みをみると、日本人は鮭茶漬けなど海鮮類を好む人が多く、中国人は牛肉すき焼き茶漬けや照り焼きチキン茶漬けのような肉類を好む人が多い。

髙村総経理は中日両国のお茶漬けの味の違いについて、「中日両国の食材は同じではない。同じ食材だとしても味が違う。そこで日本でのレシピを中国に直輸入しても、違う味になる。中国進出に向けて、日本のだしを見直して、さらに改良を加えた。改良後のだしの味は元よりもおいしくなり、今度はそれを日本に持ち帰って、日本も改善できた。レシピだけでなく、中国でヒントを得て創作したメニューもある。牛肉すき焼き茶漬けやあぶり鯖茶漬けなどで、こういった中国で人気のあるメニューを日本にも還流させ、日本店のメニューをさらに充実させた」と振り返った。


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