創作お茶漬け専門店「だよね。」上海支店の髙村真弘総経理
「上海はアジアでも1、2を争うグローバル都市だ。ここで成功できれば、他の国や地域でも成功する」。日本の創作お茶漬け専門店「だよね。」の髙村真弘総経理はインタビューでこのように述べた。人民網が伝えた。
改革開放スタートからの40年間、中国はさまざまな優遇政策や資源の高度な集中、広大な市場の可能性などにより、日本企業の海外投資における「主戦場」となり、有名な大手多国籍企業の対中投資局面は基本的に完成したといえる。そして近年は、中小企業やベンチャー企業の間で対中投資ブームが巻き起こっている。ベンチャー企業の株式会社TonTonは、創業からわずか4年で海外進出を果たし、2017年に上海に創作お茶漬け専門店「だよね。」をオープンした。海外進出の最初の場所に上海を選んだのはなぜだろうか。中日両国の企業にはそれぞれどのような特徴があるか。上海進出の過程でどんな困難に遭遇したのだろうか。こうした問題について、髙村総経理がインタビューに答えた。
▽上海のグローバル化のチャンスにかける
創作お茶漬け専門店「だよね。」(以下、「だよね。」)を運営する株式会社TonTonは2013年に設立し、和風焼肉店から始まり、鉄板焼き、お茶漬けなど飲食店事業を拡大していった。設立からわずか4年で海外進出を果たし、上海に「だよね。」を開店した。
髙村総経理はインタビューに答える中で、「海外進出するにあたって、上海、香港、マレーシアの都市などを検討した。上海はアジアでも1、2を争うグローバル都市で、東京よりも進んでいるし、市場も大きいし、世界トップクラスの企業がより多く集まっている。ここで成功できれば、他の国や地域でも成功するというビジョンがある。そういうわけで上海を『海外進出』の最初の拠点にした」と述べた。
髙村総経理は、海外進出の最初の店として、ビジネスの原点ともいえる和風焼肉ではなく、お茶漬けにしたのはなぜかという問いに対し、「中国で焼肉はお茶漬けよりも受け入れられやすいだろう。でも中国市場には焼肉店がすでに沢山ある。一方、お茶漬け専門店はほとんど皆無だった。そこで今まで見たことのないお茶漬けで中国に衝撃を与えようというところでお茶漬けをメインにした。また、お茶漬けの文化とは日本人が子供の頃から慣れ親しんでいる食事文化の一つ。上海にはたくさん日本人がいるし、上海では成功するビジョンがある」と答えた。
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