<企画>1月の経済情勢に関するデータを発表 中国

人民網日本語版 2019年02月28日17:30

今年1月、中国の貿易は幸先のよいスタートを切った。中国税関総署が14日に発表した統計によると、中国における1月の貨物貿易輸出入総額は前年同期比8.7%増の2兆7300億元( 1元は約16.3円)に達した。内訳は、輸出が同13.9%増の1兆5000億元、輸入は同2.9%増の1兆2300億元だった。

ドルで計算すると、中国における1月の輸出入総額は同4%増の3959億8000万ドル(1ドルは約110.3円)だった。内訳は輸出が同9.1%増の2175億7000万ドル、輸入が同1.5%減の1784億1000万ドルだった。

1月の民間企業の輸出入額は同17%増の1兆1500億元と、貿易総額の42.3%を占め、同3ポイント上昇した。

1月、中国全土の実行ベース外資導入額は安定して増加した。中国商務部(省)の統計によると、1月、中国全土の実行ベース外資導入額は同4.8%増の841億8000万元だった。ハイテク産業、特にハイテクサービス業の成長が著しかった。製造業の実行ベース外資導入額は同5%増の267億3000万元だった。サービス業の実行ベース外資導入額は同5.1%増の562億元だった。ハイテク産業の実行ベース外資導入額は同40.9%増で、全体の29%を占めた。ハイテクサービス業の実行ベース外資導入額は同113.4%増の157億7000万元だった。うち、情報サービス、研究開発・設計サービス、科学技術成果の転化サービスは同168.6%増、35.8%増、62.9%増だった。

今年1月には、中国国内の投資家が世界137ヶ国・地域の海外企業973社に非金融分野の直接投資を行い、投資額は累計91億9千万ドルに達した。

同期の対外投資協力は全体的に安定し、安定の中で好転した。主な特徴として、「一帯一路」(the Belt and Road)参加国への投資協力が積極的に推進されたことが挙げられる。具体的には▽1月には、中国企業が「一帯一路」沿線47ヶ国に新たな投資を行い、投資額は合計13億3千万ドルに達し、同8.1%増加した▽対外投資の産業構造が最適化・多元化を続けた、ことなどがある。

1月の実行ベース外資導入額は124億1千万元で、同2.8%増加した。同期の全国の外資系企業新規設立数は4646社だった。

 (編集JZ)

 「人民網日本語版」2019年2月28日

  

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