湖北省武漢市■口区義烈巷(■は石へんに喬)にある60年の歴史があるという慶新理髪店に入ると、理髪師の黄文祥さん(90)が、左手に櫛を、右手にコテを手に、男性客の髪にパーマをあてていた。黄さんが使うコテは、最も原始的な鉄のコテで、髪に当てると白い湯気があがり、焦げ臭いにおいがあたりに漂う。中国新聞網が報じた。
店の看板の字は繁体字で、黄さんが使う道具はどれもが年代物。75年間にわたり理髪師をしているという黄さんはこの店で一番最初に見習いとして働いたといい、今でも武漢市で最もベテランの理髪師として現役で働いている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年3月11日