富さんは2年半ほど前に結婚した。「僕が宅配の仕事を始めた頃は、今よりキツく、恋人や彼女の家族にこの仕事を理解してもらえなかった。だが、僕は宅配員が人並み以下の職業だとは全く思っていなかった。彼女と根気強く話し合い、普段も全力で仕事に打ち込んでいるうちに、恋人もだんだんと理解を示し、彼女の両親を説得してくれるようになった」と富さん。
「恋愛難」問題の次に待ち受ける「結婚難」問題
顧副主席は、「配偶者を選ぶときには、相手にあまり多くの条件をつけるべきではないと若い人にアドバイスしている」と話す。
結婚相手に対する「条件」に関していえば、「巨額の結納」がおそらく最も注目を集めている話題のひとつに違いない。ゴールイン前の若いカップルにとって、「結納金の額」は、まるで愛情に値段を付けようとしているようなものだ。
女優の仕事をしている王媛さんは、自分が結婚したときのエピソードとして、「両家が最初に顔を合わせた時、義父母が、『新婦側から何か条件はありますか』と尋ねてきた。私の父親は、『娘を一生大事にしてほしい、それだけだ』と答えた」と話す。
王さんは両親の考え方は、「嫁ぐのは娘であって、結納の額や品物はどうでもいい。一番大事なのは子供たちが幸せに暮らすのを見ること」だと感慨深げに話す。
「宅配男子」の富有博さんも、自身の結婚観について、「恋愛中、僕は彼女に、『君が欲しいもので、僕が持っているものがあれば、全て君にあげる。君が欲しいもので、僕が持っていなければ、僕は全力を尽くしてそれを手に入れる』と話したことがあった」と話す。
富さんの言葉に、恋人はとても感動したという。「彼女は、金品は人柄には絶対に及ばないと考えている。未来は2人が手を取り合って勝ち取っていくべきものであり、金さえあれば素晴らしい未来が手に入れられるというわけではない」と富さんは続けた。
専門家も、「若者の結婚・恋愛は、それだけが独立した事柄というわけではない。考え方というものは、その成長過程ですでにある程度形成されている。そのため、親の『なすべきこと』は、子供が大きくなってから『結婚の催促』をすることではなく、むしろ責任感をもち、自立したライフスタイルを送れるようにするといった『独り立ち』の教育を早くからすることだ」との見方を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年3月13日
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