「外出から帰宅したときには、目上の人に挨拶する」、「家族で食事をする時には、目上の人から先に食べ始める」、「立ち方にも座り方にも正しい姿勢がある」など、日常生活には、昔からのしきたりが数多くある。時代が進むにつれて、こうしたしきたりの中には、次第に忘れ去られていったものもあるが、今もなお多くのしきたりが、人々の生活に大きな影響を及ぼしている。中国青年報が伝えた。
中国青年新聞社社会調査センターと問巻網はこのほど、2014人にアンケート調査を実施した。回答者の間で最もよく知られていた「しきたり」は、「立ち方にも座り方にも正しい姿勢がある(59.9%)」で、「しきたりに大きな影響を受けている」とした人は79.4%に上った。
〇79.4%が「しきたりに大きな影響を受けている」
回答者が取り上げたしきたりの中で最も多かったのは、「立ち方にも座り方にも正しい姿勢がある(59.9%)」で、「外出前と帰宅後には、目上の人に挨拶をする(55.5%)」がこれに続いた。このほか、「家族で食事をするときには、目上の人から先に食べ始める(46.2%)」、「他人の家を訪問した際は、その家のものを勝手に動かしてはいけない(43.9%)」などが挙がった。
「しきたりに大きな影響を受けている」と思っている人は79.4%に上り、うち22.6%は、「非常に大きな影響を受けている」と答えた。
河南省に住む李龍さんは、「しきたりに非常に大きな影響を受けている」と考えているうちの1人で、特に社会人となってからは、その傾向が強いという。「小さな頃、母親から人には進んで自分から挨拶するようしつけられた。これは私の性格を形成する上でプラスに働き、そのおかげであまり内向的な性格にはならなかった。普段から新しい友人と知り合う機会があった場合でも、自分から積極的に話しかけるとすぐに打ち解けることができる」と李さん。陳芬さん(35)は、「しきたりが個人に及ぼす影響とは知らず知らずのうちに感化されるもの。時に、他人がしきたりに従わずに行動を起こすのを見ると、心の中で何かしらのわだかまりを感じてしまう」との見方を示した。
〇67.4%が「しきたりが持つ時代的価値を普及・宣伝すべき」と提案
「現代においても、しきたりを身につける必要がある」と答えた人は72.2%を占めた。
移動理髪店を営む長春のベテラン理髪師 昔ながらの顔剃り…
女子テニスの大坂なおみ選手がバービー人形に
浙江省紹興市の理髪師が1時間かけて「ジョブズカット」を…
桐の葉かたどったユニークなデザインのビル 広東省珠海市
西安で人気集める「失恋博物館」 陝西省
天井一面に風景映し出しピクニック気分味わえる杭州市の大…
春に向かって菜の花畑を進む懐かしのSL 四川省
2万歩歩けば25%引き!大学食堂の割引サービスが話題に
大賞作品には賞金1万元!雲崗石窟が全世界から公式ロゴを募…
「ザリガニ学部」卒業で「短大卒業証書」取得、卒業後は月給…