中国における小中学校映像作品教育を3−5年で基本的に普及へ

小中学生の「徳・知・体・美・労」の全面的な発展を促進する優秀映像作品の重要な力を十分に引き出すため、中国教育部（省）と中共中央宣伝部はこのほど小中学校の映像作品教育の指導意見を発表した。3年から5年間で中国全土の小中学校映像作品教育の基本的な普及を実現するとした。新華社が伝えた。

指導意見によると、各地の教育行政部門は宣伝部門と共に小中学校の映像作品教育活動の指導を強化する。映像作品教育を小中学校の徳育・美育などの活動の重要内容とし、学校教育教学計画に盛り込み、学科教学内容と効果的に融合させる。校内・校外活動と統一的に検討し、作品鑑賞時間・方法を柔軟に設定する。優秀作品の鑑賞をすべての小中学生の必修内容とし、すべての小中学生が学期ごとに、優秀映像作品を2回以上無料で鑑賞できるようにする。

同時に農村部の学生や障害者の青少年について、指導意見は、「各地は農村放映隊の農村部小中学校における映画放映を組織し、農村部の学生による無料映画鑑賞活動のフルカバーを実現する。特殊映画公益放映活動を組織・展開し、視覚・聴覚などの障害者が健常者と同じように、優秀映像作品の魅力を享受できるようにすること」としている。（編集YF）

「人民網日本語版」2018年12月25日