蔡奇氏が中共代表団を率いて訪日

人民網日本語版 2019年06月10日14:32

蔡奇・中共中央政治局委員(北京市党委員会書記)は自民・公明両党の招待を受けて中国共産党代表団を率いて6~9日に訪日し、自民党の二階俊博幹事長、公明党の山口那津男代表、斉藤鉄夫幹事長とそれぞれ会談した。新華社が伝えた。

蔡氏は「現在中日関係は正常な軌道に戻り、積極的な発展の勢いを示している。われわれは日本側と共に習近平国家主席と日本側指導者の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、上層部交流を強化し、政治的相互信頼を増進し、民意の絆を深め、政党、地方、五輪などの分野で交流と協力を緊密化し、両国関係の新たな将来を共に切り開きたい」とした。

また、中米経済貿易摩擦に対する中国側の立場を紹介し、「中日は意思疎通と調整を強化し、保護主義と一国主義の挑戦に共同で対処し、開放型世界経済の構築を推進し、アジアと世界の発展・繁栄の促進に重要な貢献をするべきだ」と述べた。

日本側は、G20大阪サミットへの習主席の出席を非常に重視していると表明。これを契機に自由貿易の促進などの面で積極的な成果を上げ、両国関係を新たな段階へ押し上げたい考えを示した。また「政党、地方、五輪、青少年など各分野で引き続き中国側と交流や協力を深め、日中関係の改善と発展に新たな弾みをつけたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年6月10日

  

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