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習近平国家主席がサンクトペテルブルク大学名誉博士号の授与式に出席

人民網日本語版 2019年06月08日14:21
習近平国家主席がサンクトペテルブルク大学名誉博士号の授与式に出席

習近平国家主席は6日、ロシアのサンクトペテルブルクでサンクトペテルブルク大学の名誉博士号授与式に出席し、名誉博士号を授与された。同授与式には同国のプーチン大統領も出席した。人民日報が伝えた。

習近平国家主席はその挨拶の中で、「サンクトペテルブルク大学の名誉博士号を授与されてとても光栄に思う。サンクトペテルブルク大学は世界的にも有名な学府であり、その歴史は古く、優れた教師が集まり、素晴らしい人材を輩出している。そしてロシアと世界の科学と文化、教育の発展のために素晴らしい貢献を成し、中国語と中華文化に精通した漢学研究者を数多く育成してきた。また、教育協力は人々の理解と友情を増進する重要なルートだと言える。ここ数年来、サンクトペテルブルク大学は中国の大学と密接な交流協力を展開し、中華文化のロシアにおける伝播を力強く推し進め、ロシアが中国の発展を研究することを力強く促進してきた」とした。

また習近平国家主席は、「今年4月に北京で、清華大学がプーチン大統領に名誉博士号を授与するのに立ち会った。清華大学とサンクトペテルブルク大学は両国における優秀な大学の代表であり、私とプーチン大統領の母校でもある。両校はそれぞれ相手の国家元首に名誉博士号を授与した。これは双方の教育と人的、文化的分野における密接な交流の実例であるだけでなく、中国とロシアの両国関係が高いレベルにあることを体現する重要な事柄だ。双方は引き続き教育分野における交流と協力を拡大し、それぞれの優れた文化を幅広く伝播し、異なる部分を蓄積し合い、互いに学び合い、両国の発展のためにさらに多くの優秀な人材を育成していってほしい」とした。

プーチン大統領は、「習近平主席が私の母校から名誉博士号を授与されたことに対し、心から祝意を述べたい。習近平主席はロシアと中国の関係の深化を推進するために重要な貢献をしてきただけでなく、国際関係の分野で一連の重要な提唱を行い、しかもそれをを自ら実施し、推進している。習近平主席が提唱する『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設は国際社会からの幅広い支持と参加を実現している。またサンクトペテルブルク大学を始めとするロシアのトップクラスの学術機関と中国一流の学術機関は極めて効果のある交流協力を展開している。われわれ両国の人民が互いの理解を深め続けていけば、必ずロシアと中国の関係を深く発展させていくことになるだろう」とした。(編集TG)

「人民網日本語版」2019年6月8日

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