英外相の香港関連発言を外交部が批判「植民地の幻影に浸っている」 (2)

人民網日本語版 2019年07月04日13:37

第2に、いわゆる「香港市民の自由は英側が勝ち取ったものだ」とは、全くもって厚顔無恥だ。英国による香港植民統治期には、香港に民主主義と言えるようなものは全くなく、香港の人々は街に出てデモをする権利すらなかったのだ。まさに香港復帰後、中国政府が憲法と基本法に基づき「一国二制度」「香港人による香港統治」「高度の自治」という方針をしっかりと貫徹し実行に移して、かつてない民主的権利と自由の享受を香港市民に保障したのだ。

第3に、7月1日に香港特区で起きた立法会への暴力的突入事件は、法治を踏みにじり、社会秩序を脅かす重大な違法行為だ。ハント氏が事実を顧みず、あろうことか特区政府が「鎮圧」と言うのは、全くもって白を黒と言うものだ。ハント氏に聞いてみたい。もし英国議会が包囲攻撃を受け、乱入され、破壊されたら、英政府はこれを放任し、座視するのか?これがハント氏の言う民主主義であるのなら、彼は英国議会を厳しく守る警察は撤退し、年中議会前にいるデモ参加者達を議会に入れるべきだと考えるのか?2011年8月にロンドンで起きた騒乱事件での英警察当局の対処は鎮圧だと考えるのか?

最後に、香港は中華人民共和国の特別行政区であり、香港の問題は完全に中国の内政であり、いかなる外国政府、組織または個人による粗暴な干渉も決して許さないという事を強調しておく必要がある。われわれは英側、特にハント氏が香港の問題に粗暴に干渉しないことを望む。これは徒労に終わる運命にある。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年7月4日

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