東風41型ミサイルは国慶節軍事パレードに登場するか (2)

人民網日本語版 2019年08月30日16:07

戦略的抑止兵器である東風41が正式に配備されれば、明確で断固たる国家の力と意志がはっきりと示される。とりわけ国際情勢が動揺し不安定で、地域的にも世界的にも常軌を逸した企みを抱く者の出現が避けがたい現在、中国の戦略的抑止力は中国及び世界全体の安全に決定的影響を及ぼす。

中国ネットユーザーの熱い議論を見ると、東風41の登場を期待する書き込みが盛り上がっている。こうした心情は理解できる。だが、中国の国防力は総合的能力であり、今回東風41が登場しようとしまいと、「中国の戦略能力は強大」という外部の基本認識への影響はない。実際には、中国は軍事パレードのたびに新装備を披露することで国防力を顕示している。今回の軍事パレードもこの精神を体現するだろう。今年の国慶節軍事パレードは過去70年間の国防・軍隊建設の偉大な成果を集中的に示すものだ。こうした成果は総合的国力を基礎に築かれたものであり、国力の高まりに伴い必ず高まるものでもある。

事実に即して語ると、中国の新型兵器発展は依然として押し上げるべき段階にあり、多くの分野で中国の軍事力は国家の国際的地位、直面する試練、及び中国軍の担う責任とまだ完全には見合っていない。われわれは戦略的抑止力をさらに高める必要がある。東風41をめぐる大きな関心は、中国が一層の戦略的主導性を自らの手中に収めるうえで、軍事力の質の高い向上が非常に助けになることを物語っている。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年8月30日

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