米国に関する華為技術(ファーウェイ)の最近の発言について、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は4日の定例記者会見で、国家安全保障の概念を拡大する誤ったやり方を止め、意図的に中国のイメージを悪くし、中国を非難するのを止め、中国企業に対する不当な抑圧を止めるよう米側に促した。
【記者】報道によると、ファーウェイは米政府が同社従業員に同社の監視を強要しようとしていると表明した。ファーウェイの対米非難を中国側はどう見ているか。
【耿報道官】米側のいくつかの主張に対してファーウェイが切り返したものと理解している。
中国政府は一貫して中国企業に市場原則と国際ルールに従い、現地の法律を遵守したうえで対外経済協力を行うよう促している。同時に、中国側は米側がいかなる証拠も示せぬまま、国家の力を濫用して特定の中国企業を抑圧することに断固として反対している。この行為は不名誉かつ不道徳であるうえ、米側が一貫して標榜している市場経済原則を否定するものだ。
われわれは米側に対して、国家安全保障の概念を拡大する誤ったやり方を止め、意図的に中国のイメージを悪くし、中国を非難するのを止め、中国企業に対する不当な抑圧を止めて、米国における中国企業の正常な経営活動に、公平な競争の行われる無差別な環境を提供するよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年9月5日