新疆をめぐり2つの国際勢力のぶつかり (2)

人民網日本語版 2019年09月10日15:39

職業訓練センターの学習内容は4つある。法律知識、中国全土で通じる言語、正常な宗教活動の行い方、職業技能訓練だ。

学生達は審査で基準に達すると修了証書を授与される。職業訓練センターで訓練を受けてすでに社会復帰した多くの者のうち、90%は仕事を見つけ、かなりの収入を得ているという。

職業訓練センターの設置が目覚ましい成果を挙げたことは事実が証明している。新疆ではここ3年間、暴力テロ事件が1件も起きておらず、社会は安全だ。2018年に新疆を訪れた国内外の観光客数は延べ1億5000万人を突破し、増加率は40%を超えた。

重視すべき事実が2つある。第1に、新疆の事に対して否定的態度である24か国は総人口が6億人未満で、全て西側先進国であり、イスラム教徒の国は1つもない。一方、支持する立場の50か国は人口が20億人で、アジア・アフリカ・中南米・欧州の各大陸をカバーし、うち28か国はイスラム協力機構(OIC)加盟国だ。これら50か国は西側24か国と比べて、自ずと新疆の事に対してより関心があり、より詳細で正確な情報を把握している。従って彼らの見解には、より真実性と権威性がある。

第2に、中国は各国の人々が新疆を訪れ、見てみることを歓迎している。すでに多くの中国駐在の外交官や外国人記者が新疆を訪れて見学や取材を行った。およそ新疆を訪れた外交官の感想は、ほとんどが一致している。彼らは「新疆で自分が見た事は、西側メディアの報道と『全く異なる』」と語る。新疆で取材した外国人記者の報道内容も比較的客観的だ。少し前に中国国務院新聞弁公室は24か国の記者を新疆での取材に招待した。ウズベキスタンのある記者は「新疆便り――新疆職業訓練センター訪問」と題する長い記事を書いた。具体的で生き生きとした、臨場感のある次のような記事だ。

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

| 写真記事