新時代の中露関係のさらに高水準への邁進を後押し (2)

人民網日本語版 2019年09月16日15:36

中露地方協力交流年は今年最終段階に入る。「東北―極東」「長江―ヴォルガ川」という二大地域協力制度を日増しに豊かで整ったものにし、「一管両橋」(中露間の天然ガスパイプライン1本と橋2本)、陸海連絡輸送国際交通回廊「濱海1号」「濱海2号」、中蒙露経済回廊など交通インフラプロジェクトを着実に推進している。

双方は国レベルの交流年行事、及び「文化フェスティバル」「芸術フェスティバル」「映画ウィーク」などの大型行事の開催に成功し、140組の友好省州・都市関係を結んだ。昨年、両国間の観光客総数は延べ300万人を超え、留学生総数10万人の目標に向けて邁進している。

■経済・貿易・投資に新たな成果

双方間の経済貿易関係は日増しに緊密化し、新記録を樹立し続けている。今年1~7月の中露間の貿易額は611億3000万ドルに達し、前年同期比4.7%増加した。両国の経済貿易界は2024年までに2000億ドルを達成することへの自信をさらに強めている。

中国は対露投資協力を非常に重視している。近年、中国の対露投資は数・規模共に拡大している。特にロシア極東地域では中国企業からの投資が各国の中で最大となっている。今年1~5月、中国の対露直接投資は2億1000万ドルで、前年同期比20.1%増加した。

貿易構造が最適化されるに伴い、中露は融資、保険、証券、決済、銀行カードなど金融分野で協力を深め続け、銀行間協力を日増しに緊密化している。すでに中国工商銀行、中国農業銀行など中国系銀行6行がロシアに支店を開設しており、中国銀聯もモスクワに事務所を設けている。また、両国は共同で投資協力委員会を設置し、さらに多くの投資協力プロジェクトの実施を後押ししている。

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