国際宇宙会議に中国が欠席 外交部「米側はビザ問題を武器にしている」 (2)

人民網日本語版 2019年10月24日10:47

現任のIAF副会長、中国航天科技集団公司副社長、IAF選挙委員、中国宇宙学会事務局長らも米国ビザを取得できなかった。

ペンス米副大統領は開幕式での演説で、米国の宇宙政策や国際協力について何ら新しい事を発表しない一方で、米国主導の国際宇宙協力、「志を同じくする、自由を愛する」国々との協力を主張した。この政治色の濃い演説は現場の各国観衆の反感を招き、IACの主張する国際協力の趣旨とは相いれないと見なされた。

実際には、今回中国国家航天局の遭遇した米国ビザ問題は氷山の一角に過ぎない。ここしばらくの間、米側は中国側の学者、学生、実業界関係者、科学技術者などに対してビザ発給の拒否、ビザ申請の引き延ばし、長期滞在ビザの取り消しといった措置をしきりに講じて、中米間の正常な人的・文化的交流と人的往来を妨害し、中国側人員の安全と合法的権益を損なってきた。

米側はビザ問題を武器にして、再三にわたり国際的な責任と義務を軽視し、正常な国際交流・協力を妨げ、国際社会各者の正当な権益に損害を与えている。我々は米側に対して、真摯に反省し、しっかりと改めるよう促す。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年10月24日

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