新時代の「金銀大道」は繁栄と発展の道だ。ミャンマーにとって中国は最大の貿易相手国であり、最も重要な投資協力パートナーだ。近年中国とミャンマーは「一帯一路」共同建設と中国ミャンマー経済回廊を主軸に実務協力を深め続けている。双方は中国ミャンマー経済回廊合同委員会を設立し、アウン・サン・スー・チー国家顧問は「一帯一路」共同建設実施指導委員会のミャンマー側委員長に自ら就任した。互いの努力で、中国ミャンマー石油・天然ガスパイプラインなどのプロジェクトはすでに民生に広範な恩恵を及ぼし、チャオピュー経済特区(SEZ)や中国ミャンマー国境経済協力区など支柱的プロジェクトが進展を得ている。
新時代の「金銀大道」は民心の通じ合いの道だ。中国とミャンマーの関係が深く発展するに伴い、両国民の往来も日増しに活発化している。現在、両国間のフライトは週150便を超える。特色あるミャンマーの自然風光と歴史文化に引きつけられる中国人観光客が増えている。ミャンマーでは中国の映画やテレビドラマが人気で、『紅楼夢』『西遊記』『奮闘』などが新たな「中国ブーム」を引き起こしている。両国は文化・芸術・考古学などの分野でも広範な交流と協力を繰り広げている。中国はミャンマーで様々な民生プロジェクトにも協力し、中国ミャンマー友誼学校、友好病院、貧困削減モデル村など数多くのプロジェクトが現地民衆に確かな福祉をもたらしている。中国の経験はミャンマー国民が貧困から脱却し、素晴らしい生活を創造するうえでも参考になっている。
ミャンマー各界は習主席の訪問を非常に重視し、熱烈に歓迎している。今回の訪問は両国の歴史における新たな一里塚となる。双方はこれを契機に、伝統的友情をさらに強固にし、包括的な戦略的協力を推進し、中国ミャンマー運命共同体を構築し、両国関係のさらに素晴らしい明日を共に創造する。互いの努力で、新時代の中国とミャンマーの友好協力の「金銀大道」は歩めば歩むほど広くなっていくと信じる。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年1月14日