肖禎さんは北京のあるインターネット関連会社の社員。4年前からスキーが好きになり、よく友人と一緒に河北省張家口市崇礼区のスキー場に出かける。肖さんによると、以前は崇礼へスキーに行くには誰かの車に乗せてもらうか、大型バスに乗るかで、時間も4時間から5時間かかったという。帰りに大雪に見舞われた時には、崇礼から北京まで11時間もかかり、午後に出発したのに深夜3時にようやく北京にたどりついたこともあったそうだ。それが北京市と河北省張家口市を結ぶ京張高速鉄道が開通してからは、北京から崇礼への所要時間は1時間に短縮された。今回肖さんは初めて高速鉄道に乗ってスキーに行ってみた。以前は車に乗り合わせて行く人の時間に合わせなければならなかったが、今ではスマホでチケットを買って乗車すれば済み、時間は自由になり、車内も快適だ。「高速鉄道の開通で便利になり、スキー場に行ってたくさん練習できるようになった。これでもっと上級のスキーヤーになれる」と肖さんは語った。 新華網が伝えた。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年1月14日